北欧最大級のインキュベーション施設「MARIA01」との連携および覚書の締結について
2024年1月22日
各 位
株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
「金融にも強い総合サービス業」を将来像に掲げるきらぼしグループの株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」といいます。)は、グローバル展開を目指すスタートアップ企業の支援を目的として、運営するインキュベーション施設「KicSpace HANEDA」と北欧最大級のインキュベーション施設「MARIA01」(フィンランド・ヘルシンキ)との連携を開始しました。
あわせて、きらぼしグループの株式会社きらぼしコンサルティング(※)(代表取締役社長 中野 良明、以下「きらぼしコンサルティング」といいます。)は、「MARIA01」と施設間連携に関する覚書を締結しましたのでお知らせいたします。
なお、「MARIA01」が日本の金融機関のインキュベーション施設と連携するのは初となります。
きらぼしグループは、ブランドスローガン「TOKYOに、つくそう。」のもと、グループの総合力を最大限に活用しながら、お客さまの海外展開支援をより一層強化するとともに、金融の常識を超えてお客さまのあらゆるライフステージにおける課題解決にコミットし、地域経済・地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。
- ※きらぼし銀行は、きらぼしコンサルティングに「KicSpace HANEDA」の運営を委託しています。
フィンランド・ヘルシンキは北欧最大のグローバルスタートアップイベント「Slush」(※)が開催される地であり、数多くのユニコーン企業を輩出しています。スタートアップにおいて、早い段階からグローバルに展開することは事業を大きく進展させ、更なる成長を促進するチャンスとなります。
この度の覚書の締結により、フィンランドと日本の両国間でスタートアップやVCなどの海外交流の活性化を図り、東京発のユニコーン企業誕生に貢献します。
SS(Start-up Studio)部長(きらぼしコンサルティング兼務) 星 義明
- 主な連携項目
- (1)相互のスタートアップコミュニティに貢献する企業等の相互紹介
- (2)相互の施設と関わりあるスタートアップ企業および運営スタッフの拠点利用
きらぼしグループは、「KicSpace HANEDA」を活用し海外インキュベーション拠点とのハブとなることで、海外とのネットワークを構築し、国内外のスタートアップに対する更なる支援体制の強化を図るとともに、スタートアップの最先端ソリューションを提供し、企業の持続的な成長に寄与してまいります。
Maria01 はヘルシンキ市が出資する北欧最大級のスタートアップ キャンパスで、病院を改装した施設内で、スタートアップ企業、VC、大企業が緊密に連携してスタートアップ企業を支援するためのスペースやイベントを提供しています。
「KicSpace HANEDA(キックスペース ハネダ)」について
「KicSpace HANEDA」は、羽田空港に隣接し、未来志向の新たな体験や価値を創出するまちづくりを推進するHICityに開設したインキュベーション施設です。その立地を活かし、行政・大企業との連携や国内外マッチングなどリアルとオンラインを融合した6つの機能の提供を通じて、アーリーステージからIPOまでの幅広いサポートを行い、世界に羽ばたくユニコーン企業の創出を目指します。