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持続可能な地域社会の実現に向けて
環境保全への具体的な取組み
「脱炭素FIRSTBOOK」の配布

現在、さまざまな業界において環境保全・脱炭素に向けた取組みが重要になってきています。きらぼしグループでは、お取引先の皆さまに向けて、脱炭素への取組みについてご検討される際の一助として「脱炭素FIRSTBOOK」を制作しました。
本冊子はきらぼし銀行の各営業店でお渡ししています。
グリーンファイナンスへの取組み
中期経営計画において、SDGsにおけるマテリアリティの一つに掲げる地球温暖化・気候変動への対応への取組みとして、気候変動の緩和や適応に資するプロジェクトなどの環境事業を資金使途としたグリーンファイナンスへの投資に取組んでいます。
2021年9月、きらぼし銀行は温室効果ガス排出量の削減を対象としたサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)を同行として初めて実行しました。SLLは、貸付条件と融資先のサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)に対する評価を連動させることで、融資先にSPTs達成を動機付け、持続可能な企業の成長を支援します。
そのほか、地域の地方自治体が発行するグリーンボンドへの取組みも積極的に行っており、2021年8月に川崎市が発行する政令市初の環境債「川崎市グリーンボンド」、同年10月に「神奈川県グリーンボンド」および東京都が発行する「東京グリーンボンド」にそれぞれ投資を実行しました。


「花粉の少ない森づくり運動」への協力
地球温暖化防止に貢献しながら、健康な森を未来へ引き継ぐ「花粉の少ない森づくり運動」に賛同し、森林保全活動や「花粉の少ない森づくり定期」預金等を通じて協力しています。
その一環として、2019年3月に森林整備に関する協定を締結し、「企業の森・きらぼしの森」と名付けた東京都八王子市の森林の森づくりに取組んでおります。2021年10月には、職員の環境教育への取組みとして、新入行員を対象にきらぼしの森の下刈り(※)体験研修を実施しました。
- ※「下刈り」とは、植栽した苗木が育つように、下層部に生える雑草や雑木を除去する作業です。

環境に配慮した店舗設備

CO2削減を目指し、本社ビル(兼 きらぼし銀行本店)では、太陽光発電や雨水利用、屋上緑化設備などの環境設備を導入しております。また、きらぼし銀行の店舗では、店内照明のLED化や高効率空調機をの設置など、環境に配慮した店舗づくりを進めています。
そのほか、環境保全につながる金融商品やサービスの提供など、事業活動を通じた地球温暖化対策に取組んでおります。
「とうきょう森づくり貢献認証制度」に認定
建築素材に多摩産材を利用して建設したきらぼし銀行本店と滝野川支店(兼 事務センター)の建物について、東京の森林整備への貢献が評価され、東京都から「とうきょう森づくり貢献認証制度(建築物等による二酸化炭素固定量認証)」に認定されました。

